高野山町石道町石道のルート180基の町石四季の町石道販売のご案内撮影者
慈尊院
丹生官省符神社
九度山展望台
弘法大師石仏
二ツ鳥居
丹生都比売神社
袈裟掛石
大門
根本大塔

 

高野山町石道のルート

高野山町石道は、九度山の慈尊院から高野山大門を経て奥の院弘法大師御廟に至る約24kmの道のりです。


【慈尊院】

慈尊院は、「高野山町石道」の登り口にあり、参詣者が一時滞在する所ともなって信仰を集めました。
また、町石道の起点である180町石は、慈尊院の裏手にある階段の途中に建てられています。

【丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)】

丹生官省符神社は、古来、金剛峰寺の荘園であった官省符荘の鎮守として丹生・高野明神を祀り、後に厳島、気比の二神を合わせて四所明神を祀るようになった神社です。

【九度山展望台】

「和歌山県朝日夕焼け百選」に選ばれたこの九度山展望台からは、紀ノ川の穏やかな流れと街並みが一望できます。

【弘法大師石仏】

148町石から少し行ったところに広場があり、そこに弘法大師の石仏があります。この周辺は、高野山参詣者の接待場だったそうです。

【二ツ鳥居】

弘仁10年、弘法大師が木造の鳥居を建立し、慶安2年に補陀洛院そう遍が石造の鳥居を建立しました。高さ5.6m 幅4.7m。

【丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)】

丹生都比売神社は、高野山を含む紀伊山地北西部一体の地主神を祀る神社です。 祭神である「丹生明神」「高野明神」は、空海が金剛峯寺の寺地を選定した際の伝説に、土地を譲った神、及び、道案内をした神として登場します。

【袈裟掛石(けさかけいし)】

「袈裟掛石」は、弘法大師が休憩した時、この石に袈裟を掛けたと言われる石です。馬の鞍のような形をしているので「鞍掛石」と言われたり、石と石の間をくぐり抜けると長生きするという言い伝えから「くぐり石」とも言われます。

【大門】

金剛峯寺の正門である「大門」は、高さが25.8m。日本国内で最大級の木造二重門です。12世紀の創建以来、焼失と再建を繰り返し、現在の建物は1703年に再建されたものです。

【根本大塔】

弘法大師は高野山開創に当たり、この大塔を真言密教の根本道場として建立されたので「根本大塔」といいます。多宝塔としては日本で最初のものです。胎蔵界の大日如来と金剛界の4仏が祀られています。現在の大塔は昭和12年に完成されたものです。